自分が何を望んでいるのかわからないのであれば、チャンスがなかったなどと言ってはいけません
「チャンスがなかった」と声高に愚痴を言う人は、たいてい自分の失
敗に言い訳を用意しているような人です。彼らは、「自分に落ち度は
まったくない」と考え、「自分は運命の犠牲者だ」「環境が悪い」
「教育がない」などと言い訳し、諸々の要因が自分を不利な立場に追
いやったと思っているのです。
よく考えてみれば、なぜ自分は挑戦しなかったのか、なぜ途中で諦め
てしまったのか、必ず理由が見つかります。
成功者は決して言い訳をしません。自分の行動に責任を持ち、目標を
設定し、それを達成するまでの責任を負うのです。
他の人たちが絶望を感じるところにも、彼らは希望を見出します。
また、成功者は「積極的心構えがあれば不可能なことなど何もない」
と固く信じ、どんな状況に対してもエンスージアズム(熱意)をもっ
て臨みます。
積極的な心は、実行可能な方法を見つけます。 消極的な心は、実行不可能な方法ばかりを探し出してしまいます
「真実が存在するのではない。
真実に対する理解力だけが存在するのだ。」
と言った人がいます。この言葉をあなたが受け入れようと受け入れま
いと“ 自分が真実であると信じるものが、自分にとっての現実とな
る ” のです。
あなたの潜在意識は、あなたが確信をもって繰り返し言い聞かせた言
葉 ── その内容がどうであれ ── を信じます。今までに経験した
こともない難題に直面した時は、失敗の可能性にではなく、成功の可
能性に考えを集中させましょう。そして、問題を細分化し、一つずつ
取り組んでいくのです。
どんな仕事でも、成否を左右するのはただ一つ、その仕事に対するあ
なたの “ 心構え ” だけなのです。
真摯さの重要性
Integrityとは、
ドラッカーが語るところのマネジメントに
そもそも、日本人の思想は絶対的なものではなく、ものの哀れを感じる自然と一体となっら相対的な考え方が基本で、絶対的な自我を良しとしない民族性があるのではないかと思う。その様な民族性に対して原理原則を追及するIntegrityという考え方は、日本には稀薄なのかも知れない。
しかし、ドラッカーは「マネジメントになくてはならないものはIntegrityである」と語っている。その真意は何なのか?その真意は、マネジメントは原理原則に従い一貫した価値観・倫理観に裏打ちされた信念が必要だということではないだろうか?
言いすぎかも知れないが、日本の政治家・経営者にはIntegrityが無さすぎると感じているのは筆者だけであろうか?嘗ての大和魂のような信念、いかなる権力や圧力にも諂(へつら)わず屈しない道義心の堅固さ、この人ならばと人格的に全幅の信頼を集める内面的な強靱さ、したたかさが何故なくなったのであろうか?
それは、戦後教育で修身とか道徳教育を撤廃し、国として一貫性のあるビジョンを描くことなく、嘗て世界から呼ばれたエコノミック・アニマルと化してきたからかも知れない。エコノミック・アニマルとは、人ではなく、人格さえも無いという強烈な国際世論の批判に会い、未だに反論できていないことが本質的な問題かも知れない。
少なくとも、マネジメント=経営には、人格が必要である。なぜならば、マネジメントとは、人を対象として、人の能力を活かすことにより価値を創造する行為であるからである。従って、マネジメント、経営になくてはならないもの、それは人格である。
ドラッカーが語るところのマネジメントになくてはならぬもの=Integrityは、まさに人格なくして持ちえない。今の日本の政治家・経営者にまず必要なのは、人格かも知れない。。。
マークザッカーバーグが発表した5つの経営理念
以下、そのまま引用します。
- 影響力が重要(FOCUS ON IMPACT)
最も大きな影響力を持ちたければ、最善の道は、最も重要な問題の解決に常に重点を置くことだ。簡単なことに聞こえるが、多くの会社がこれをうまくできず、時間を無駄にしているとわれわれは考える。フェイスブックで働く者には全員、取り組むべき最大の問題を発見することが得意であってほしいと考える。
- 素早く動く(MOVE FAST)
素早く動けば、より多くのことを築け、より早く学ぶことができる。しかし多くの会社は成長するにつれ、のんびりしすぎて機会を逸することより失敗を恐れ、動きが鈍りすぎてしまう。わが社のモットーは「素早く動き、破壊せよ」だ。もし自分が何も壊していないなら、それは素早さが足りないからだ。
- 大胆であれ(BE BOLD)
何か偉大なものを築くということは、リスクを負うことだ。それが恐怖になることもあり、多くの会社が自分たちのなすべき大胆なことをできなくなっている。だが、世界がこれほど早く変化している中では、リスクを負わないことは失敗も同然だ。もう1つのわが社のモットーは「最大のリスクは、リスクを負わないこと」だ。たとえ時にそれが間違いになったとしても、全社員に大胆な決断を下すことを奨励している。
- オープンであれ(BE OPEN)
われわれは、より開かれた世界ほど素晴らしい世界だと考える。何故なら、情報を多く持つ人ほどより的確な決断を下すことができ、より大きな影響を及ぼせるからだ。これはわが社の経営についても同様だ。フェイスブックでは全員が社内各部の情報に可能な限り十分にアクセスし、最善の決定を下し、最大限の影響を与えることができるよう努めている。
- 社会的価値を築く(BUILD SOCIAL VALUE)
改めて述べるが、フェイスブックは単に一企業を築くために存在しているのではなく、より開かれ、つながった世界を作るために存在している。フェイスブックで働く者全てには、日々のあらゆる活動において、世界にとって真に価値あるものをどのようにして築くか、という点に力を注いでもらいたい。
時間の大切さ
「『いつかしよう』と思っていることの「いつか」は決してやってくることはありません」。
時間というものは我々がもっとも必要とするものです。しかし、もっとも無駄な使い方をしてしまうものなのです。
大切なのは「時間をいかに使うか」ではありません。「時間をいかに投資するか」なのです。
忙しくするだけなら蟻でもできます。問題は「何に忙しくするか」なのです。
私は過去のことは考えません。大切なのは永遠に続く「現在」なのです。
「したい」と思うことは今、しましょう。何かをするのに遅すぎるということはありません。
親切をするのに「早すぎる」ということはありません。それはあっという間に「遅すぎる」ということになります。
「手に入れて、そして失うもの」、それがお金です。しかし時間は「失うこと」しかできません。ですから大切に使わなければいけないのです。
あなたが唯一リサイクルできないもの。それは時間です。
人間、誰しも持っているものが時間です。たとえあなたが他に何も持っていなかったとしても時間だけはあるのです。
あなたが持っている最大の資源は時間なのです。
「それをするかどうか」をあまりにもじっくり考えすぎることは、「しない」と同じことになります。
1年後のあなたは「1年前、やっておけばよかった・・・」と思っているでしょう。
「時間ができた時にしよう」と思っていてもそのような時間は決しておとずれません。自分から時間を確保しなければならないのです。
成功者と失敗者を分けるのはある言葉を使うかどうかです。成功者はこの言葉を使いません。
精神的に強くなるために。本当は弱いから必要なこと
精神的に強いとか弱いというのは、“思い込み”。
“自分は強いんだ”と思い込んでいる人は本当に強いし、“自分は弱い”と思い込んでいる人は本当に弱い。
“神はその人に乗り越えられるだけの試練を与える”とよくいいますが。
つまり、“乗り越えられない試練など与えられない”ということです。
試練に遭った時には、『自分にはその力があるんだ!』と言い聞かせるべき。
要は、“自分を信じられるかどうか”。
限界というものは、その人の心が作り出してしまうもの。
肉体に限界はありますが、精神に限界はない。
あきらめない限り、無限の力を秘めている。
もうひとつ。
自分を好きにならなければ、強くなれない。
“自分を好きな人”というのは、“自分が自分の味方になって”最後の最後まで守ってくれる。
自分が自分の味方だったら、世の中に怖いものなどない。
最近、うつになる人が増えています。
頑張りすぎるのは良くないと思われていますし、僕も「頑張りすぎないように」と言われます。
でも、本当はそうじゃないと思う。
うつになっちゃうのは、自分を嫌いな人なんです。
“自分の味方がどこにもいない”とおもいこんだ人がうつになる可能性が高いんだ。
個人的にそう考えています。
まず“自分を好きになる”こと、そして“自分の力を信じる”こと、これができれば精神的に強くなれますよね^^
他人がしてくれなかったことについて、心を煩わせる必要はありません。あなたが何をしたかということが大切なのです。
なるでしょう。悲しいことに、約束をしたことを必ず実行する人は非
常に稀です。
「あの人は私を助ける為にこうしてくれるべきだった」と嘆くのでは
なく、「自分自身が努力すべきことは何か」ということに考えを集中
しましょう。
最善の行動計画とは、“ あなたの目標達成に力を貸してくれる人た
ちにも、利益を得られるようなチャンスを提供する ” ものであり、
なおかつ、成功の実現について、その人たちに依存したものではない
計画のことなのです。