頑張りすぎる人の7つの特徴とは
頑張りすぎる人には、いくつかの特徴があります。
これは、持って生まれた性質に、これまで生きてきた環境が組み合わさって、自分自身で「~でなければいけない」を作り上げていることで生まれているものです。
頑張る、というのは、身体だけではありません。
身体よりもむしろ心が頑張りすぎる、ということが実は一番怖いことなのです。
●人に頼めない
人に頼めない人は、「自分しかこれをやることができない」という責任感や、「人に頼んであとから修正するくらいなら、はじめから自分がやったほうがマシ」といったことから、色々なことをすべて自分で抱えて1人で頑張ってしまいます。
こういったタイプの人は、他人を信用しないところがあります。しかし、1人ではすぐにキャパオーバーになってしまいます。
●完璧主義
何事においても、「自分が思う完璧」を目指す人です。また、人からの大きな評価がなによりも大好きなので、完璧にこなし、人から称賛されることが仕事の生きがいともいえます。
こういったタイプの人は、チームを組んで成果をみんなで作るより、1人で成果をあげ周りから一目置かれたいので、どうしても自分に負荷がかかります。
●自己評価が低い
自己評価の低い人は、自分が頑張ることで周りの人に褒められたい、その人の役に立ちたいという想いが強い人です。
頼まれごとを引き受け、自分が無理をすることで相手が喜んで(認めて)くれるなら…と、あえて無理をするようなケースがよくあります。
●コンプレックスが強い
自分自身に自信が持てず、コンプレックスの強い人は、そのコンプレックスの裏返しのように働きます。
がむしゃらに働いて、例えば昇進や給料アップなど、目に見える形で評価されることで安心感を得るのです。
●負けず嫌い
「人に負けたくない」という負けず嫌いの人は、営業など成績が目に見えてわかる部署にいる場合など、トップを目指す姿勢は「素晴らしい」の一言です。
しかし、負けないためなら無理をするのも当たり前なところがあるので、気づかないうちに身体と心に負荷をかけている人が多いのです。
●我慢強い
学生時代に、ずっと体育会系の運動部で頑張ってきたような人に多く見られます。また、親から「我慢しなさい」と育てられた人にも多いです。人生は我慢することが多く、我慢することが当たり前だという意識が強くあります。
仕事がつらいと思っても、無理に飲み込み、いつの間にか自分が我慢していることにすら気づかなくなります。
●プライドが高い
プライドが高く、自分が周りからどう見られるのかがとても気になる人。
周りにすごいと思われたいので、そのためにはとても頑張ります。しかし、実はこのタイプはとても傷つきやすく、自分の評価が低かったりすると、一気に自信喪失をしてしまいます。
いかがでしたか?あなたは上記の7つに当てはまるところがあったでしょうか?
もし、当てはまるものがあれば、ちょっと働き方…というより、心の持ち方を考えてみるよい機会ととらえてみてください。
実は、この7つの特徴に多く当てはまる人ほど、うつ病にかかりやすいと言われています。
心が悲鳴を上げるまえに、自分でできる自己対策を行ってみてください。