小さな切手
『郵便切手の一番興味深いところは、
自分の仕事に徹するその根気強さです。』
ちっぽけな切手は、“ 最後まで食らいついていれば、必ず仕事をまっ
とうできる ”ことを示す良い実例です。封筒の隅に貼られた切手は、
目立ちませんが、荷物が最終目的地に到着するまでの原動力となって
いるのです。
目標を追求し続けるだけの根気強さがあれば、あなたが会社や家庭、
その他の組織に与えることのできる影響は、計り知れないものになる
でしょう。
やりがいのある仕事に取り組んでいれば、必ず障害にぶつかります。
そんな時は小さな切手の力を思い出し、やり遂げるまで仕事に食らい
ついて離れないようにしましょう。
アイディアを実現する
どれほど素晴らしいアイディアがあったとしても、何も生まれはしない。
現実を変化させることができるのは実践あるのみ.
実践とは?
「準備段階」
●頭を働かす
自分の知識以上のことは作り上げることができない。想像することもできない。
これが現実、そして出発点。
●手を働かす
頭の中にあるものは誰の目にも見えない。
それを考えている本人でさえも見えない。
実際に紙に書いてどれほど多くの「抜け」があるかを発見する。
●口を働かす
身近な人に出会って、自分のアイディアをプレゼンする。
更にアイディアが膨らんでくるだろ。
同時に自分で完璧なプレゼンだと思ってもいてもどれほど「伝わらないか」を実感する。
●耳を働かす
誰かの話や意見を聞くことは大切なこと。
しかし、最も重要なのは、自らの発した声を、自らが聞いて「本当に理解できてる事」を確認する事である。
その時、初めて「貴方のアイディアが貴方自身に力と価値をもたらす」
「実践段階」
●情熱を持て!
自分の確信を拡めなければならない。
社会をうならせる必要はない、しかし社会に受け入れられなければならない。
しかし心配はいらない。
なぜなら、既に社会の一構成員であるあなた自身が「本当に価値を掴んでいる」からだ。
そしてこのことは 「とてつもなく幸せ」なことだ。
●一人から始めろ!
すべての出来事は何事もたった一人から始まっている。
そして、たった一人からでも「やる」と決めた人だけが成果を掴む。
●チームを作れ!
「たった一人でもやる者同士がだけが真のパートナーだ」。社会に影響を与えるに活動は、一人では成しえない「大きな企て」をチームとして実現する事だ。One for all, all for one!
●成果は分かち合え!
最初に取り決める必要もなく自然に分かち合えるだろう。これこそが社会貢献だ。貴方の存在は社会という環境が育ててくれたのだから。
『正直であることは、 お金に換算することのできない貴重な財産です』
『正直であることは、
お金に換算することのできない貴重な財産です』
なぜ正直でいるべきなのでしょうか。その理由はたくさんあります。
正直でいることは、嘘をつくことに比べてはるかに無理のないことで
あり、長い目でみれば、リスクが少ない上に報酬が大きいのです。
しかし、今日の複雑な社会においては、正直であることと不正直であ
ることの境界はますますあいまいになっており、時として見分けがつ
かないこともあります。
法律や倫理の規範は、最低限の行動規準を定めたものにすぎません。
そのような最低限のレベルではなく、もっと高いレベルに自分自身の
行動規準を設けましょう。そして、他人がどんな行動をとろうと、自
分自身の行動規準を守って行動するようにしましょう。
自分自身の規準を確立すれば、何か困難にぶつかった時でも、自分は
どのような行動をとるべきか、迷わず即座に判断できるようになるで
しょう。
大事なことを決断するために
大事なことを決断するために
物事をなかなか「決められない」で困ってしまうことがあります。“人生の選択”と言えるような大きな問題では特に迷うでしょう。
必要に迫られると決断できるのですが、そうでないとなかなか決断できない場合が多いのではないでしょうか。
最後の決断の際に役立つ考え方をいくつか紹介します。
一つめは「一番大切なものは?」です。
「一番大切にしたいのは何?」と自問します。それがわかれば、それを捨てる選択肢は除外できます。
それでももし外せない場合には「一番大切なもの」が間違っているのかもしれません。
また、一番大切なものを選択するためには他のものを捨てる決心も必要でしょう。
二つめは「大変なのは覚悟しよう」です。
何かを始めれば、慣れないことに苦労し、様々な困難に出遭い、失敗することもあります。そんな当たり前のことでも、それを恐れていたら決断できません。困難/苦労/リスクなどを覚悟すれば決断できるかもしれません。
三つめは「後悔しない」です。
人生の選択の結果は比較できないのです。私たちが経験できるのは一つの選択の結果だけですから。自分が後悔さえしなければその選択の是非が問題になることはないのです。ですから、後悔しない決意をすれば決断できるでしょう。
「その時々に最善を尽くす生き方をしよう」と考えることも、後悔しない決意と同様だと思います。
四つめは「いい経験をするつもりでやってみよう」です。
どんなことも「いい経験」にできるはずです。「何もしないよりもいい経験をすることのほうが価値がある」と考えられれば、積極的な決断ができるでしょう。
五つめは「なるようになる」です。
将来の成り行きはいくら考えてもわかりません。最後は「なるようになる」と割り切れば決断できるでしょう。
六つめは「このままでもいい」です。
決断というと積極的な選択肢を選ぶことをイメージしがちですが、「このままでもいい」というのも立派な選択肢です。
自分の今の状況は、自分と現実に合ったそれなりにいい状況のはずです。もしそうでなければ、迷っていないでしょう。
人生には決断すべき時があります。自分と、自分の大切なもののために。
「君は臣を使うに礼を以(もっ)てす」
「君は臣を使うに礼を以(もっ)てす」
魯の君、定公が、人君として臣下を使い、人臣として主君に使える道は、どうあるべきかと問うた。
孔子は、これにお応えして、「人君は臣下を待遇するに礼を以ってし、人臣は主君に仕えるに真心を傾け尽くすべきである。すなわち君臣共にただその本分を尽くせばよいのだ」と言われた。
論語・孔子の言葉
「臣を使うに礼をもってするとは、臣下の人物を正しく認めて冷遇することである。
リーダーや経営者は、従業員、部下の一人の人格として認め、各々の個性、特徴を輝かせる様に導くの役割である。
また、従業員も組織の一員として自分の役割を果たし、一致団結することが成果へと繋がる。
それぞれの役割を果たすことが組織を活性化させ、成果を高める秘訣である。