充実と怠惰のあいだ

充実と怠惰のあいだ

怠惰と戦いながら充実を目指すが、やっぱり怠惰つええ。。。

相手をその気にさせる

人を動かすためには、最終的に相手をその気にさせなければなりません。

 相手をその気にさせられるかどうかの基本は、交渉のしかただと思います。
 相手を動かすために、どういう手段とステップをとるかによるところが大きいでしょう。また、交渉や説得のためのテクニックもいろいろあると思います。(興味と時間とやる気がある方は、その手の本などをお読みください)

 交渉で大事なのは、相手の心の動きを読めるかどうかだと思います。それによって次にどういう手段をとるか、押すか引くかなどを判断すればいいのでしょう。
 また、相手の気分や機嫌をうかがった上で、タイミングをはかることも大切です。

 人を動かすために、相手をどういう気もちにさせるかを考える方法もあります。
 相手を、喜ばす、笑わせる、泣かせる、怒らせる、嫉妬させることが、相手の感情を動かし、行動を動かすことにつながる場合があります。

 相手をその気にさせる要因として、自分の気もちもあると思います。
 自分の熱意ややる気や誠意や真剣さなどが、相手に伝わることで、相手の心が動くことがあります。
 「押しの一手」で繰り返しお願いする、土下座でも何でもやる、というような方法が有効なこともあるのです。

 相手をその気にさせるいちばんの要因は、互いの関係だと思います。
 仲がいい相手の頼みなら、多少のことは引き受けてくれるのではないでしょうか。まずは、いい関係を築くことが大事でしょう。
 相手に貸しをつくっておけば、借りを返してくれるかもしれません。人は義理人情で動くこともあります。
 最後に重要なのは、信頼関係ではないでしょうか。信頼できる人の頼みなら、聞けることもあるでしょう。信頼関係を築くことは一朝一夕にはできませんが、日頃の誠実な姿勢が相手の心を動かすことは十分にあると思います。

目標達成への過程を愉しむ

自分の夢をもって幸せに生きるために大事なことは、その過程を愉しむことだと思います。


 夢をもっても、それによってつらいだけの生活になってしまうようでは、よくないと思います。

 その長い期間をぜんぜん幸せに暮らせないだけでなく、イヤイヤやっていたら努力もうまくできないのではないでしょうか。それは、結果にも影響するでしょう。



 目標達成への過程を愉しめるように努力することが大事です。過程を愉しむ工夫のしかたはいろいろあります。



 いちばんいいのは、目標を達成するための手段を工夫することを愉しめることではないかと思います。


 少しでもうまくできるように自分なりの工夫をする。それで少しでもうまくできれば喜びがあります。工夫することが愉しみになるはずです。

 多くの成功者はうまくいく工夫を愉しみにしていたのではないかと思います。

 目標達成への過程を愉しむためには、努力によって自分が前進・進歩していることを実感できることも大事です。努力の成果が感じられなければ、目標達成の期待ももてないし、なかなか愉しめないでしょう。

 


 いい努力をするためには、やる気を出す、決断力・行動力を高める、いい心の姿勢をキープするなどが大事です。また、アイデア発想や人を動かすことが大事な場合も多いでしょう。(詳しくは、「目標達成のヒント」をご覧ください)

 いつも、すごく、楽しいというわけにはいかないでしょうが、自分の夢をもって生活する中で、一つでも愉しみを見つけ、少しでも喜べることを増やせたほうが、いい努力を続けやすくなり、結果もよくなりやすいのではないでしょうか。

「夢をもって生きよう」と決心する

 「夢」とは、「幸せになれる目標」のことです。

 


 幸せには大きな幸せから小さな幸せまでたくさんあるように、夢にも大きな夢から小さな夢まで様々なものがあります。
 「夢は大きいもの」と思い込んでいると、自分の夢がなかなか見つからないかもしれません。


 夢の幸せには、過程の幸せと結果(達成/実現/成功など)の幸せがあります。

過程の幸せには、日々の充実感、前進や進歩の喜び、やりたいことをやれる幸せなど、夢があるから感じられる幸せがたくさんあります)

 私は過程の幸せを重視しています。「夢をもって生きる」ことは、今を幸せに過ごす、幸せに暮らすための方法の一つだと考えます。

 また、夢は、その実現の可能性を感じられ、具体的な目標をもって努力できるものでないと価値がないと思います。
 目標をもって生きる目的・価値としては、幸せを得るため、イキイキと生活するため、過程を愉しむため、自分を育てるため、人生を豊かにするためなどがあると思います。

 幸せになる方法の一つとして、「夢をもって生きる」ことをおすすめしたいと思います。
 まずは、「夢をもって生きよう」と決心することからだと思います。

 今の自分にもてる夢をもって、それを愉しめるようになれたら、と思います。

「自分の生き方はこれでいい」と思えるように生きる

「こういう生き方をしたい」と思っても、すぐにはできないことが多いと思います。

 


 だからと言って、自分の生き方を善くしていく努力をしない、さらには今の自分の生き方を否定したりバカにしたりするのは、よくないと思います。

 

 「自分の生き方はこれでいい」と思えるように努力していくことが大切だと思います。



 まずは、「今の自分の生き方は(それなりに)いい」と考えられたら、と思います。

 

 今の自分の生き方は、現実に則して時間をかけてつくってきたものですから、自分にとって「それなりにいい」はずだと思うのです。

 

 欲を言ったらキリがありません。自分の理想とは違うからと、現実的に無理なことを自分に要求しても自分を苦しめるだけです。

 「今の自分の生き方はこれで(それなりに)いい」と思えれば、その中で生活を愉しむ工夫もできるのではないでしょうか。今の生活の中で、小さな何かを変えていくことはできるはずです。



 もう一つは、自分が望む方向に生き方を変えていくことです。

 すぐには変えられないかもしれませんが、自分の生き方を変えられる機会は時折あると思います。そういうチャンスを見逃したり、迷っているうちに見過ごしてしまわないようにできたら、と思います。

 「今の生き方もいいけど、チャンスがあれば生き方を変えてみるのもいいのではないか」と考えられたら、と思います。


 いちばん大事なのは、「自分の生き方はこれでいい」と言えるように努力することだと思います。

 

 

 今の生活を善くする努力もしないで、自分の生き方を否定するのはどうかと思います。

 今の生活の中で少しずつでも幸せを感じられるようになれば、「今の生き方はそれなりにいい」と思えるようになれるでしょう。



 「自分の生き方はこれでいい」というのは、自分の思い込みでいいと思うのです。同じように見えても生き方は人それぞれで違います。自分に合った生き方がいいのです。

 

 「自分の生き方はこれでいい」と思えるようになると、かえって、いろんな生き方を選択できるようになる気がします。

今の生活・生き方を見直す

自分が望む幸せと生き方がわかれば、それをいかに自分の生活の中で実践していくかが問題です。

 まずは、自分の幸せを生活の中で感じるために、どうしたらいいかを考えてみましょう。
 

 

 自分がもっている幸せなら、その幸せを感じるためには、いつどういうことをすればいいか?
 

たとえば、一日の決まった時間(朝何かをする時、散歩中、夜寝る前など)に、そのことを思い出して「幸せだなぁ」と思うようにする。

また、

 自分の幸せを感じられるようなことを計画・実践する習慣をもつ。
 夢や目標を愉しんで生活する。
 幸せにしたい人を幸せにすることを考え・実践する。

 


 このようなことを、日常生活の中に、一つ一つ組み込んでいくことができたら、と思います。

 

次に、自分の生き方をするためには、どうしたらいいかを考えてみましょう。

 

 そして、今できることを一つ一つやっていけばいいのだと思います。
 

 ただし、(すぐには)できないこともあります。

 

 それはしかたがないのです。できないことはあっさりと捨て去ることが大切です。

 

 時間がある人は、「今の生き方はどうか」を参考に、生活の中でしていることを一つ一つ見直してみるといいと思います。
 今やっていることで、もっと気分よくできたり、愉しんだり、幸せを感じられることはないか。
 やらなくてもいいことを減らし、やりたいことを一つでも増やすことができないか。

 生きることは日々の生活の積み重ねです。
 非日常的な幸せもありますが、日常的な幸せがなくては幸せに暮らすことはできないでしょう。

 

 


 あせることはありません。

 

 時間をかけて、「一つ一つ」「少しずつ」やっていけばいいのです。


 今の自分の生活の中に、少しずつ幸せを感じられる時間を増やすことができたら、と思います。

どんな生き方がしたいか?

自分にとっての幸せがいくつかでもわかっていれば、その幸せを感じられるような生き方を目指して努力すればいいのでしょう。

 もう一つの幸せな生き方をする方法は、「やりたいことをやる」ことです。自分がやりたいことをやれること自体も幸せなことですし、それをやっていく中で、いろんな幸せを感じることができるのではないでしょうか。

 「やりたいことがわからない」と言う人や、やりたいことがあっても「やりたいことができない」と言う人もいると思います。
 やりたいことがわからない人は、自分がやりたいことを探せばいいのです。今は、一つのやりたいことができないという人は、今やれる他のやりたいことを探せばいいのだと思います。

 自分が望む幸せややりたいことは、次の3つのいずれかに入るのではないでしょうか。


1.日々の生活の中で、やれること、幸せを感じられること。
2.夢や目標をもって努力することで、幸せを感じられること。
3.人との関わりの中で、幸せを感じられること。

 それがわかったら、自分の生き方の方針を言葉にしてみましょう。

 たとえば、「幸せを感じて生活しよう」「生活を愉しもう」「幸せに暮らそう」「夢をもって生きよう」「目標をもって生活しよう」「人(との関わり)を大切にしよう」「人を幸せにできることをしよう」「愛をもって生きよう」など。

 一つでなくて、いくつかあってもかまいません。自分なりの言葉を見つけられたら、と思います。

 自分の生き方の方針が決まれば、それに沿って生活や生き方を少しずつ変えていくことができるのではないでしょうか。

まずは自分から

 自分が「○○してくれない」と思ったのなら、相手も「○○してくれない」と思っていることがあるかもしれません。それを考えて自分がしてあげたら、自分が望むことを相手がしてくれるかもしれません。


 何かをしてあげてから頼めば、相手がしてくれる可能性も高くなるでしょう。

 「相手が○○してくれないから、私も○○してあげない」のような考え方は不幸になる考え方だと思います。互いにそう思っていたら、デッドロック(行きづまり)で、互いに不満を抱えたままの状態が続くことになってしまうでしょう。

 「○○してくれない」という不満を、ストレートに相手にぶつけてしまう方法もあります。相手に対して怒ったり、力ずくで強制させようとしたり、不機嫌をさらけだしたり、冷たくしたり、・・・。それによって相手がシブシブとやってくれるかもしれません。

 逆に、相手にやさしくしたり、(相手にとって)何かいいことをしてあげることで、相手が変わってくれるのを待つ方法もあります。
 前者を「北風政策」、後者を「太陽政策」と私は呼んでいます。(「北風と太陽」イソップ物語
 北風政策と太陽政策の大きな違いは、相手をどういう気もちにさせるかです。

 「まず自分から、相手に○○してあげよう」という考え方(太陽政策)もあるということです。

 


 関係が良くなれば、相手にイライラすることも減るのではないでしょうか。