充実と怠惰のあいだ

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

充実と怠惰のあいだ

怠惰と戦いながら充実を目指すが、やっぱり怠惰つええ。。。

経験が人をつくる


  経験が人をつくるとは、人間は経験すること(なにかすること)によって人間や社会を知り、そのことによって人格が形成されるということです。 人間は社会的な存在であり毎日毎日が社会と関わることによって生きています。 一日たりとも、社会との接触なしには生きてはいけないのです。 社会と接触するということは、言葉を換えれば毎日なにかを経験するということです。 顔を洗うとか、歯を磨くと言ったように毎日同じことを経験することもあるし、また仕事でまったく経験したことのないことにぶつかるかも知れないし、私生活においても思いもかけない人に出会うことがあるかも知れませんが、それらのすべてが経験です。 そしてそれが現実を形作っているのです。 

  経験するとはひとつの状況や局面と向き合うことであって、その経験を通してのみ人間は人格を磨き、あらたな能力を身につけ、人間として成長していくのだと言えます。 私たちは経験したこともないことは、いくら説明されても観念的には理解できても、身を以て実感することはできないのです。 この意味では、経験こそが人間をつくりあげてくれるのです。 経験こそが、人生のすべてなのです。

  面倒くさいとか、怖いからといって逃げ回ってばかりいる人は、いくつになっても人間的な成長は望めません。 なぜなら経験することを避けているからです。 自分ではなにも決断せずに、人に指示されたことを指示されたとおりにすることは、あまり責任を伴わないので精神的には楽ですが、決断することや指示することを経験していないので、いつまでたっても一人ではなにもできなくなるのです。 自分の身の回りを見渡してみると、現実から逃げている人や積極的にものごとに取り組まない人、あるいは他人に依存している人のほとんどは、決断力や思考の方法が幼稚であり、社会的にも責任のある地位にいる人はほとんどいないと言えます。 社会的地位の高い人が、人格的に優れていると言っているのではありません。 誤解のないように。 社会的地位の高い人や、他人に信頼される人はそれだけよくも悪くも人生経験が豊富なので(それだけ努力したので)、その地位につくことができたのです。  このように人生を逃げている人は、だれからも信頼されず笑いものになるだけでしょう。



  重要なことは、若いときから現実から逃げないで現実を真正面から見据えて、真剣に取り組むことしかないのです。 その連続しかないのです。 その連続こそが、その人の人柄(人となり)を決定するのです。  そのときはつらく苦しいはずですが、その苦労は必ず報われます。 経験と場数を踏むこと、これが大切です。  そしてそこから自分なりの人生観を導き出せばいいのです。 「若いときの苦労は買ってでもしろ」とか、「かわいい子には旅をさせろ」と言いますが、まさにその通りです。 若いときになにも苦労を知らないで育つと、年をとってから苦労をしなければなりません。 そのときの苦労は若いときの苦労に比べて、数段に大きくなっているはずです。 人間は生きている間のどこかで帳尻を合わせるようにできているようです。 どうせ苦労をしなければならないなら、若いときに苦労をしておけば、後の人生が楽になります。 逃げ回っても、いつかは捕まるはずです。



  人生はいろいろの経験を積み重ねることによって、生きることが楽になるのです。 経験を逃げては、楽に生きることは望めないのです。 逆説的ですが、人生はそのようになっているとしか言いようがありません。 嘘だと思うなら、あなたの周りを見れば理解できると思います。 経験を積み重ねることによってなにが分かるかと言えば

人の真心が分かる
喜怒哀楽が分かる
人を信じられるようになる
   ・信じられなくなる人は考え方が間違っていると思いますが、いかがでしょうか
思いやりができる
お金や人情のありがたみが分かる
苦労・悩みや失敗の本当の意味が分かる
社会の仕組みが分かる
自信がつく
決断力がつく
人間関係が豊かになる
知識が知恵に変化する
最大の収穫は人間というものが分かる
そのほかはこの世の中のすべてのできごとの意味が分かる
個人主義が理解できる


   経験することを拒否する人の得るものは

なにも信じられなくなる
だれにも信頼されなくなる
自分勝手な人間になる
自分に自信がないので、いつも周囲を気にしておどおどした生活をするようになる
   心の安らぐ場所がどこにもなくなる
自分がなにも知らないことを隠すために、うそで固めた人生を送るようになる
責任のあることを指示されても、自分ではできないのでだれかを頼った生き方をしなければならない
結果として、自分の人生を他人に預けてしまうことになり、精神的には自分の存在がなくなる
利己主義にならざるを得ない
  
 と、こう書いたら言い過ぎでしょうか。 決して言い過ぎとは思わないのですが、みなさんはどう思われますか。

  人生は経験がすべてです。 現実から逃げれば逃げるほど、生きることが苦しくなるだけです。 逃げるから、結果的に問題の方がついてくることになるのです。 そのときは苦しくても現実と対決することが、あとの生き方を必ず楽にしてくれます。 必ずです。 このことを理解できない人は、身をもって経験することになるはずです。

  経験が人格を決定するということは、人生にとってマイナスなことばかり(悪いこと、消極的なこと)を経験すると自分もそうなってしまうことですから、どんなことを体験しようとするかが非常に大切になります。 人生にとってプラスになることを経験するように努力すれば、自分もそれなりの人間になれる確率が高くると思います。

まあとりあえず、
なんかやれ、ということです。