うそつきな生き物
『人間は正直であるか、
不正直であるかのどちらかです。その中間はありません』
詐欺や窃盗事件を扱う警察関係者は、ほんのわずかなお金を盗んで捕
まる人の多いことに、驚かされると言います。
ほんのわずかな金額のために、自分自身の正直さを売ってしまう人が
いるのです。そういう人が、嘘をつくのは、時折あらわれるといった
類のことではなく、それが生き方となってしまっているのです。
些細な事柄について嘘を言う人や、わずかな額のお金をごまかす人に
は、嘘や盗みの習慣が身についてしまいます。
自分の行動を振り返ってみて、常に正直であったと誇りを持てますか?
そうでないとしたら、なぜ自分が嘘をついてしまったのかを考えてみ
ましょう。
なぜ嘘をついてしまったのでしょうか?
嘘をつく価値がありましたか? 嘘をつかないで、正直でいた方が
はるかに良い状況をもたらしたと思いませんか?
自分自身の過ちから学び、
今日からはいつも正直に生きると誓いましょう。